アフガンへ

昨夜インドに入国。
ホテルでわずか2時間半の仮眠をとって、もう朝だ。
とうとう念願の、約10ケ月ぶりのアフガン入りの日。
ドキドキする。
眠い目をこすってホテルを出、デリー空港に朝6時に到着。
出国カウンターの手続きは案外簡単に終わり、
空港内をウロウロしてみた。
何軒かある売店をのぞいてみたら、
どの店も、店員が寝ていて大爆笑してしまった。
カウンターにつっぷして寝ていたり、スゴイところになると
床にムシロを引いて。横になって、仰向けに寝ていたりしている。
無人の店だと思っていたら、カウンター後方の床に
頭がはみだしてのぞいていているのに、びっくりした。
今回、アフガンへの経由地として選んだインド、
こんなことが許されるお国がらとは・・・!
スゴイぞ。
またインドへもじっくり立ち寄ってみたいなあ・・・
後ろ髪を引かれながらいざアフガンへ
(写真 :上が虹っ子クッキー 下が機内食)
久しぶりに乗ったアフガンの航空会社、アリアナエアーライン。
去年はお世辞にもそうとは言えなかった飛行機が
ピカピカで最新ぽいのと、出てきた機内食が豪華になってるのに
少し驚いた。(前は確かパンとジャムのみだったのに、今回は暖かい
卵とじゃがいものグリルみたいなのが付いてきた)
更に出てきたデザートを見て声をあげてしまった。
丸い玉の形をした、油で揚げたカステラみたいなのが
出てきたが、この菓子、私が作って井戸掘り資金に
販売してきた
「アフガン虹っ子チャリティークッキー」
に形がそっくり。

現地にいらっしゃるNPO法人「地球村」の植木さん、羽鹿さんの
お土産に持参した虹っ子クッキーと並べ
記念撮影。この偶然になぜか、一気にモチベーションが上がった。
ああ~、早く井戸の調査を進めたいな!
資金を集めるためにほぼ24時間クッキーを
焼き続けたり、全国の上映会を廻ってグッズ販売をしたり
思えばいろんな事、いろんな方との出会いがありました。
皆さんの思いを形にするべく、ド素人支援がんばるぞ~!!
気合200%といった感じ。
空港に着くと更なる驚きが。
確か映画「107+1天国はつくるもの」にも
映っていた、放置されたままの傷ついた軍用飛行機の残骸。
あれがきれいに片付けられていた。
あれはほんまに痛々しいものがあった。
侵略、破壊され続けた、どーしょーもない理不尽な歴史
を静かに語っていたもんだ。
めちゃくちゃ希望を感じた。時間というものの力を感じた一瞬。
空港を出ると、
地球村の植木さん、羽鹿さん、コーディネイターのマリックが
満面の笑顔で待っていてくれた。
「アハハ星人」の異名を持つ植木さん、やはり第一声は
お互いを指差して「アッハッハハハハ~」であった。
今回、ほんま素晴らしい偶然やったんやけど、地球村法人会員
のダンディーなおじさま2名と同じ飛行機で一緒に
アフガン入りした。彼らは5年間かけてアフガンに学校を建設する資金
400万円を集め、それを届けに今回、初アフガン入りを果たした。素晴らしい。
午後、カブール市街をみんなで廻った。
たくさんの木漏れ日、茂る木々、歩く親子の笑顔。。。
10ケ月前の肌に刺さるようなピリピリとした
感じ、殺気が和らいでいる。
前は痩せた子ども達の目は血走り、恐ろしいくらいやった。少し歩けば
あっという間に物乞いに囲まれ、動けなくなった。
圧倒的に、物乞いの数が減っている。
心が大きく大きく深呼吸をした瞬間やった。
街ののどかな雰囲気が、泣きたいくらいうれしかった。
バザールの物資が増えている。
歩いている人の表情にゆとりと笑いがある。
首都のカブールにたくさんのお金が流れ、富むものは富み
貧富の格差という新たなモンダイも見えてきそうだ。
最も困っている人ほど見えないところにいるものだ。
これからじっくりと感じていきたい。
何はともあれ、アフガン無事、到着。
神様、ありがとう!!
ただいま、アフガン。
目をそらさずにたくさんのアフガンを
見つめる事ができますように。
何ができるか、分からないけど、
何もできないかも知れんけど、
どうしても、子ども達にもう一度逢いたかった。
旱魃の大地アフガンで、一粒の砂のように、小さくても、できる事をただ、やるしかない・・